「同じ肩・腰の痛み」ではないし、「同じ施術対応もない」同感!
土日は名古屋で「終末医療」についての研修会でした。雪も心配したほどは降らず、無事に帰ってきました。
午前中に来られた方からも「おいしいもの食べてきた?」と聞かれましたが、会場近くのきしめん屋で軽く頂いてきたくらいでした。
土曜日の研修後は、豊橋にいる整骨院学校の同級生のところに行って久しぶりに語ってきました。その同級生は僕と違って保険での施術を主に行っているのですが、なんと全国一位!の保険請求枚数だそうです。スタッフも15人くらいいて、毎日そうとうな患者さんの施術にあたっているようです。
通常、整骨院では保険で部分的な施術に電気や温め、5分くらい患部を触るような対応で、中には毎日来る方もおられます。あっという間に待合室は井戸端会議室になってしまいます。最近の整形外科でもよくみられる風景ですね。当院は僕一人で一日すべて対応しているのと、慢性的な症状(肩こり・腰痛など)は厚生労働局から保険対象外と指導を受けているので、保険が使えるのは、骨折・脱臼や捻挫などの怪我の処置だけの適応となっています。
また、部分施術で毎日通うのではなく、全身のバランスから部分を診ていくことを基本としているので、全く利用者の意識は異なります。が、、、、
いつも彼と熱く語るのは、自院のスタッフが患者様に行う対応です。
「初めて来た方、二回目に来た方、三回目に来た方に同じ対応で良いのでしょうか?」 と彼はスタッフに質問したそうです。
当院でも病院などのリハビリから変更される方も少なくないのですが、皆さん一応におっしゃるのが、
「毎回同じ事をする。だけど、毎回、何処ですかと聞く。。」
「そして、なかなか変化がでないので、先生に再診すると、注射か再検査。。」
僕の同級生は徹底的に患者さまの経過観察と声掛け、応対をスタッフに教育しているので、スタッフが15人いても、皆さん安心して来院されているのではないでしょうか。全国一位もうなずけますね (^^)
僕も患者様が来院した時のドアの開ける音やスピード、待合室での新聞の開く音(せわしくめくっている音は症状が今日は良くないな、、とか)、膝の悪い方の履くスリッパの左右の引きずる音の違い、、または音が揃っているか、、、数えあげたらきりがないのですが、そんな些細なことが、とても気になります。中にはまだ良くなりきれていないのに「調子いいです!」と気を使ってしまう方もいられるかもしれないので。。何気ないしぐさや音はごまかせませんからね、、
彼とはよくそんな話を熱くします。
患者様はロボットではないし、「痛み」と「心」は必ずつながっていますし。
入ってきてからお帰りまで、すべて「施術」なんです!!
そんな共通言語を彼と交わしてかえってきました。
これを読んでくださった当院の患者様!
「無理にスリッパの音を揃えなくていいですからね <m(__)m>」
終末医療研修の件はまた報告します。
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