頭痛
頭痛
頭痛には命に関わる危険なものがあります。無理せず、勝手な判断をせず、以下のような症状がある場合は速やかに医療機関を受診されてください。
危険な頭痛 【整体適応:×】
- 突然の激しい頭痛→くも膜下出血のおそれ
- 起床時の強い頭痛や繰り返す嘔吐→脳腫瘍のおそれ
- 頭部打撲や外傷後の頭痛、手足の麻痺、歩行障害など→脳挫傷のおそれ
- 頭痛と伴い高熱や意識障害などがある場合→髄膜炎
危険な頭痛のサインは 繰り返す嘔吐、立ってられないめまい、ろれつがまわらない、手足の麻痺、視野の減少などがあげられます。このような症状がみうけられる場合は整体は禁忌です。
もし、このような状態でこられた方には速やかに医療機関の受診をお勧めします。
「肩こり」からと思われる頭痛 【整体適応:◎〜△】
よく「病院に行ったけど、問題ない」と言われた事のある症状で、主に頭痛薬(市販薬、処方薬)を服用されてる方々の頭痛です。
偏頭痛 | 脈うつようにズキズキするような痛みで、血管性の頭痛です。 首や肩がこったり、吐き気も伴う事もあり、 目がチカチカしたり、音に敏感に反応することで起こる場合もあります。 このタイプの頭痛は、血管が拡張することによる痛みですので、 マッサージや入浴はNGです。 |
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緊張性頭痛 | よく病院で「肩こり」と診断をうける頭痛名です。原因は主に肩首の血液循環不良です。 デスクワークなどでの同じ姿勢や、ストレス・緊張が引き金となります。ふわふわした浮遊感、地震と感じた時ようなめまいを伴うこともあります。 主に後頭部から首にかけての圧迫感や重くなる痛みとなるケースが多くなります。また、午前中よりも午後にかけて症状が強くでたり、雨の日に痛くなるなどの症状もあります。 |
群発性頭痛 | 働きざかりの男性に多くみられ、現代医学でも原因は特定されていません。脳の症状と似ていますが、診断をしても脳に異常がみられることはありません。 かなり激しい症状のものが多く、1〜2時間ほど続くことがあり、同じ時間帯だったり、決まった目の奥の痛みで転げまわるほどの症状でる場合があります。 |
子どもの頭痛 | 近年は、小学生からパソコンの授業もあり、テレビゲームなどで画面を凝視することが小さいころから多くなっています。その為、大人と同じような頭痛の症状を訴える子供も少なくありません。また、朝起きれず、朝から頭痛が始まり、学校を長期お休みするケースもあります。 これらの症状は整体による姿勢の改善と、生活習慣のクセを見直すことで解決するケースがほとんどですが、まれに学校でのストレス、家族間の問題、食事の問題など様々な場合もあります。 その場合は、お子様自身でもわからない原因がありますので、「メンタルボディケア」でお子様の身体が訴えている声を聴いてみることをお勧めします。 |
これらの頭痛はパソコンワークが主体となった現代のビジネススタイルの影響を受けているものと言えます。
主に不良姿勢やストレス過多によるもので、首・肩の筋肉の緊張を緩め、歪みを整え、身体のバランスを整える整体は即効性があり、血行促進と共に改善されていくものがほとんどです。当院ではこのような頭痛で頭痛薬を常用されている方が、必要なくなるといったケースがよくあります。
その場だけ乗り切るのではなく、身体の歪みを整え、しっかり改善していきましょう。
食べ物からの頭痛
よくいわれる頭痛を引き起こすといわれる食べ物はチョコレート、チーズ、お酒の添加物、ハムサラミなどの亜硝酸塩、甘味料などを含むものがあげられます。
逆に、頭痛を緩和させる食べ物は、マグネシウムやビタミンを含む大豆、海藻、野菜やカフェインが含まれるコーヒーや緑茶などが頭痛を軽減させるといわれています。
一番問題なのは、添加物の取り過ぎと、砂糖や甘味料を多く含むお菓子や清涼飲料水の過度の摂取が頭痛を引き起こす原因となっているケースがほとんどという事です。これらを摂取すると一時的に血糖値が上昇し、気分がハイになり元気になった気がします。
しかし、急激に血糖値が上昇しているので、下がるときも一気に下がります。その為、イライラしたり、キレたりするために、また砂糖を含んだ製品を摂取するので、甘味に依存するようになってしまいす。その為、慢性頭痛となり、朝や食前の時間の頭痛やイライラ感、起きれないなどで学校をお休みするケースとなってしまうこともあります。
当院ではゆっくりと血糖値を上げるためと精神を安定させるGABA(ギャバ)が豊富に含まれる無農薬玄米と、その玄米でつくったノンアルコール・ノンシュガーの玄米甘酒を販売しております。
一時的な解決ではなく、毎日の食事環境の見直しも根本解決には大切だと思っております。文部科学省健康食育マスターの院長がこれら食養についてもサポートさせていただいております。是非一度、ご相談くだい。