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肩こりの原因

肩こりの原因

肩こりで悩まされている方は学生さんから、成人に至るまでとても多いです。
長年の厚生労働省の調査でも女性の自覚症状の1位を占めています。

「肩こり」というのは首や肩に起こる「不快な症状」や「痛み」、「張り」などの総称として言われます。肩こりは首から肩甲骨周辺の筋肉が過度に緊張し、血液の循環などが悪くなり、「乳酸」という老廃物を生じてしまいます。その「痛み」などで、肩や首が動かしにくくなれば、さらに筋肉は緊張し、こりの悪循環となってしまい、なかなか改善できず、長引く症状となってしまっています。

肩こりが起きやすい条件は?

  1. 持続性の緊張
    長時間のデスクワークや運転時の緊張など、持続的に同じ姿勢でいると、筋肉に長時間の緊張が強いられてしまい、肩が凝ってしまいます。
  2. 不良姿勢
    パソコンや勉強などの前のめりの姿勢によって、首や肩の筋肉に大きな負担をかけてしまい、緊張が強くなります。この不良姿勢はやがて、首や背骨、骨盤を歪ませてしまい、さらに症状を悪化させてしまいます。
  3. 運動不足
    運動不足により肩や首の筋肉の弱体化が起こり、すぐに疲労しやすくなってしまう。
  4. ストレス
    精神的なストレスや緊張を伴う環境などにより、肩や首の筋肉が過度に緊張してしまう。
  5. 服装・カバン
    スーツや着物などの動きずらい服装やハイヒール、カバンなどのかけ方などでも肩や首に負担をかけてしまいます。

他にも様々な条件はありますが、「筋肉が過度に緊張する」ことで肩こりが起きるものと考えられています。

肩こりの仕組みとは?

肩こりは日常生活習慣によって蓄積した疲労や、ストレス反応のひとつといえます。長時間の無理な姿勢や、仕事・勉強などのプレッシャー、家事・育児のストレスなどで自分の限界を超えた生活を強いられてしまい、肩こりに関連する筋肉に過度の緊張を生み、肩・首周辺のこりが起こり慢性的になってしまいます。

「肩こり」はこうして繰り返される

  1. デスクワークや授乳など同じ姿勢で肩周辺の筋肉に負担を掛けたり、精神的なストレス反応など、身体に良くない刺激が入る。
  2. 自律神経という身体のバランスを司る神経が乱れ、身体を緊張させる交感神経が優位になる。
  3. 交感神経が血管を収縮させるので、血管が圧迫され血行が悪くなり、筋肉が緊張してしまいます。
  4. 筋肉が緊張し血管が収縮しているので、血液中の酸素が筋肉にうまく運ばれなくなり、酸欠にいなってしまう。
  5. 酸欠になると身体の再生能力である新陳代謝が低下して、筋肉内に疲労物質が蓄積してしまいます。
  6. 疲労物資は、身体にとって有害であるため、蓄積し過ぎると「痛み」という形でサインをだし、身体に教えてくれます。
  7. この「痛み」のサインを放っておくと、さらに首や肩周辺の筋肉、関節に痛みを広げたり、内臓に負担をかけたりします。
  8. その場を乗り切るための「痛み止め」や「マッサージ」は、原因除去の先延ばしだけで、身体のサインを無視していることになってしまいます。

身体に起こる危険を教えている感覚症状である「肩こり」に対し、疲労物質を取り除くために血液の流れを促進させるべきところを、それ以上の刺激を与えて揉んだり、圧迫することは身体にとって本当に良い事なのでしょうか?

「肩こり」最大のケアは、“デスクワークでの座り方”です!!

「肩こり」でお悩みの方の殆どは「デスクワーク」の環境にいる方です。正しい姿勢の座り方で、できるだけ「肩や首のコリ」、「目の疲れ」を感じさせない方法をご案内します。

よくある正しい座り方は維持できない!?

「頭をまっすぐ・胸を張って顎を引く・深めに座り背もたれによりかからない。」これで数時間維持できますか?
“頭をまっすぐ胸を張り、顎を引く”では過度に背骨が反ってしまい余計に背中、腰に負担が来てしまいます。

では、こうしてください

人間の身体は元々野山を駆け巡り、獲物をとって生活するために作られた構造体です。ですので、座位や立位で長時間同じ姿勢とることは不可能なのです。しかし、現在はデスクワーク中心の仕事が“獲物の収穫”に取って代わったので問題です。

そこで、座った状態でも両足の裏に体重がかかっている感じで座ってみましょう。さらに、膝と足裏が垂直になるように意識します。背中は両方の肩甲骨の間を、今より2センチほど軽く寄せてみましょう。

また、市販されている椅子の規格は残念ながら男性を基準に作られており、150〜160cm台の多くの女性は深く腰かけると足が浮いてしまいます。その為、脚を組んだり、足首を捻って座っていたりしているのではないでしょうか。

当院の待合室にある「禅チェアー」は女性用、男性用の2タイプをご用意しています。一度本当の正しい座り方を体験してください。

いつもの「肩こり」と違うかも?

先ほど説明させていただいた条件のもと起こる「筋肉が過度に緊張した状態」の肩こりは、普段皆さまが体験されている「肩こり」だと思いますが、中には単に「肩こり」とは片付けられない、以下のような原因でおこる「肩こり」もあります。症状が特に目立つ場合は、医療機関の受診をお勧めします。

  • 頸椎の変形
    首周辺の背骨を「頸椎(けいつい)」と呼びます。 首が全く動かせない、手や背中にシビレがでているなどの症状がでている場合は、頸椎周辺の神経にトラブルがある可能性があります。
  • 心臓疾患
    いつもと違い、左側や胸全面にでるような肩こりに似た症状、左手に出る違和感やむくみなどは心臓疾患からの可能性があります。
  • 消化器系
    いつもと違ったり、施術を受けてもしつこく取れない右側や背中の張りは消化器系のトラブルの可能性があります。
  • 脳疾患
    とても激しい頭痛、何度も吐いてしまう、めまいで立てない、後頭部がカーッと熱くなるなど、明らかに危険を思われる症状がある場合は、速やかに医療機関の受診をしましょう!
  • 耳鼻・歯科系
    扁桃腺や副鼻腔炎、虫歯やインプラントなどの治療中の場合。
  • 精神疾患
    自律神経症や鬱などの治療中の方にも肩こりは起こります。

*上記の症状は、必ずしも病気の診断ができるものではありませんので「これはいつもと違う?」と思われる症状がでているときは、一度医療機関の受診をお勧めいたします。当院の経験上、殆どの方が「異常なしと言われたけど、肩がつらい…」というご相談が多いのも事実ですが、心配な状況からクリアにしていくことが最良と考えますので、無理や我慢をせず受診されてください。

「肩こり」とは首や肩に起こる、「不快感」や「張り」、「痛み」などの総称です。なかには、臓器の病気などから起こっているものもありますので原因の確認が重要です。たかが「肩こり」と軽く見ずに、あまりにも辛い症状であれば、早めの対策をお勧めします。

肩こりとバランス整体の適応

以下に「肩こり」と関連していると思われる症状と「肩こりバランス整体」との適応を表にまとめてみました。
各症状名をクリックすると、症状ごと詳細な情報をまとめたページをご覧いただけます。

主な症状 原因と思われること 整体適応
肩こり 筋肉の緊張、姿勢など ◎〜○
首の痛み 筋肉の緊張、姿勢など、頸椎症 ◎〜○
寝違え 筋肉の緊張、枕、ストレスなど ◎〜○
頭痛 筋肉の緊張、ストレス、脳疾患など ◎〜×
目の疲れ 筋肉の緊張、パソコン、眼鏡不適合など ◎〜△
腕のだるさ・シビレ 筋肉の緊張、姿勢、頸椎ヘルニアなど ◎〜×
背中の痛み 筋肉の緊張、姿勢、内臓疾患など ◎〜△
ぎっくり背中 筋肉の緊張、姿勢、急激な動作など ◎〜○
四十五十肩 筋肉の緊張、関節の変性、癒着など ◎〜△
めまい・耳鳴り・吐き気 筋肉の緊張、血行不良、ストレスなど ◎〜×
不良姿勢(猫背・側彎) 筋肉の緊張、生活習慣、先天性など ◎〜△
顔のむくみ・小顔 筋肉の緊張、姿勢、内科的疾患など ◎〜△
むち打ち症(交通事故) 筋肉の緊張、運動や事故による衝撃など ◎〜△
顎のトラブル 筋肉の緊張、姿勢、噛み合わせなど ◎〜△
更年期肩こり 筋肉の緊張、ホルモンバランスなど ◎〜△
産後肩こり 筋肉の緊張、骨盤変性、抱っこなど ◎〜○
学習姿勢肩こり 筋肉の緊張、姿勢、眼精疲労など ◎〜○
ストレス肩こり うつ、パニック、心身症など *1
肩こりからくる腰痛 筋肉の緊張、姿勢、骨盤変性など ◎〜○

◎…適応大 ○…適応良 △…適応可 ×…適応不可

  • 整体適応の幅には個人差があり、全ての症状の結果をお約束するものではありません。
  • 1 ストレス肩こりには「メンタルボディケア」が最適とおもわれます。

食べものからの肩こり・頭痛

慢性的な頭痛や肩こりを訴える方は、砂糖で作られた甘いもの、清涼飲料水、コーヒーや緑茶などのカフェイン飲料の多量摂取、牛肉などの動物性たんぱく質の取りすぎが多い傾向にあります。急激な血糖値の上昇は即効性のあるスッキリ感を与えてくれますが、その反面血糖値が急降下するので、より激しい頭痛やイライラ感、ささいなことでキレるという症状を引き起こしやすくなります。

日頃からこのような食品を好む方は、天然の甘味(オリゴ糖、メイプルなど)や甘酒(当院でも販売しています)などに少しずつ慣らしていき、お米(玄米が最良。当院でも販売しています)を中心とした食生活にしていくことをお勧めします。

当院の院長は文部科学省:健康食育マスターの資格者なので、お気軽にご相談ください。

さいごに

いかがでしたでしょうか?
あなたの「肩こり」とその関連した痛みの原因はつかめたでしょうか?

肩こりの仕組みはわかった
病気からくる肩こりでもなさそうだ
正しい姿勢での座り方も解った
ストレッチなども行ってみた
薬でなんとか対処してきた
近所のマッサージや保険で電気治療も受けてみた

それでもすぐに戻ってしまい、「肩こり」から卒業出来ない方へ

筋肉を柔らかくすることだけが解決の方法ではないのです。自分の「骨盤や背骨の歪み」や気づかない「姿勢のクセ」が原因となっている可能性はないですか?

正しい姿勢を手に入れて、正しい座り方をマスターし、「肩こり」のない快適な状態で、お仕事や家事をこなしながら、笑顔で過ごせる毎日を当院の整体を受けた方のように手に入れてみませんか?

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